多焦点眼内レンズ|高槻市で眼科をお探しなら『にしがき眼科』。白内障の日帰り手術から緑内障、ドライアイ、飛蚊症まで。

高槻駅より徒歩5分
高槻市芥川町2-14-21 サージュビル本館2F

診療時間

:16:00~19:00は代診となります

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズについて

眼内レンズには「単焦点眼内レンズ(トーレック眼内レンズを含む)」と「多焦点眼内レンズ」の2種類があります。
通常の白内障手術に際して移植される眼内レンズは「単焦点眼内レンズ」です。単焦点眼内レンズを用いても手術前に比べれば大幅な改善が得られますが、ピントの合う範囲が遠方か近方のいずれかに限られているため、遠方か近方を見る時のどちらかは眼鏡が必要となります。
また同じく単焦点眼内レンズである「トーレック眼内レンズ」は、乱視を矯正する効果のある眼内レンズで、角膜乱視が強い眼に使用します。乱視が軽減され、良好な裸眼視力を得ることが期待できます。

これに対し「多焦点眼内レンズ」では遠方と近方の両方にピントがあうため眼鏡への依存を減らすことができます。

多焦点眼内レンズ挿入手術の費用

従来の単焦点眼内レンズよりも、見える範囲を広くした新しいコンセプトの単焦点レンズも取り扱っております。保険適用です。
お気軽にご相談ください。

多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズ違い

単焦点眼内レンズ

遠くのものがはっきり見える(遠方に焦点を合わせた場合)

多焦点眼内レンズ

近くも遠くも見ることができる

多焦点眼内レンズ 単焦点眼内レンズ トーリック眼内レンズ
長所
  • 眼鏡に頼らず、遠方と近方が見える
  • 仮に眼鏡が必要になったとしても1本で済む
  • 適宜眼鏡を用いることでとても鮮明に見ることができる
  • 近視だけでなく乱視の矯正も可能
短所
  • やや見え方が不鮮明に感じることがある
  • 夜間のライトがにじんで見えることがある
  • 裸眼では遠方か近方のいずれかが見えにくくなる
  • 眼鏡が最低1つ、場合により2つ必要になる
  • 特殊な技術がいるレンズのため扱っている医院が少ない
適した人
  • 見え方の質はやや劣っても構わないので、なるべく眼鏡に頼りたくない方
  • 仕事や趣味、スポーツで、遠くも近くも眼鏡なしで見たい方
  • 手術前に眼鏡を用いた経験のない方
  • 眼鏡をかけても構わないので、より鮮明な視力を求める方
  • 乱視のある方(すべての乱視が適応となるわけではないため、手術前のデータにより判断します。)

多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズ違い

レンズの種類 特徴 焦点が合う距離(よく見える距離) メリット
(優れている点)
デメリット
(課題となる点)
2焦点型 遠方と近方に
焦点が合う
  • 料理やパソコン作業をするときなど、近距離にピントが合う
  • 視力が手術翌日から出る場合が多い
  • 夜間の運転時にまぶしく感じる場合がある
  • メガネが必要な場合がある
  • 若干白っぽく見える場合がある
3焦点型 遠方と
1m/40cmに
焦点が合う
  • メガネの使用頻度が低い
  • 乱視矯正可能
  • 夜間の運転時にまぶしく感じる場合がある
  • 視力が出るのに時間がかかる場合がある
焦点深度
拡張型(乱視矯正型)
焦点が合う
距離の範囲が
広い
  • コントラストが高く、明るく見えやすい
  • 焦点が合う距離の微調整が可能
  • 視力が手術翌日から出る場合が多い
  • 乱視の矯正が可能((乱視矯正型))
  • 夜間の運転時にまぶしく感じる場合がある
  • 眼鏡が必要な場合がある
連続焦点型(乱視矯正型) 遠方から近方まで
連続的に
焦点が合う
  • 中間距離の落ち込みが少なく、遠方から手元まで見える
  • コントラストが高く、明るく見えやすい
  • 眼鏡の使用頻度が低い
  • 乱視の矯正が可能(乱視矯正型)
  • 夜間の運転時にまぶしく感じる場合がある
  • 視力が出るのに時間がかかる場合がある

多焦点眼内レンズにすることによって日常に関わるメリット

  • 買い物の際に、値段や商品の質などをはっきり認識することができる
  • 遠くの商品など、何があるかを認識することができる
  • 新聞のテレビ欄を見ながら、テレビを見ることができる
  • 地図やガイドブックを見ながら観光することができる
  • 携帯を見ながら知人、家族などと話しができる

多焦点眼内レンズ挿入手術の費用

手術費用 300,000~400,000円
※金額は変動致します。詳しくはお問い合わせ下さい。
手術前後の診察・検査・薬代 保険適用

多焦点眼内レンズは誰にでも入れることは可能なのか

多焦点眼内レンズは、誰にでも入れる事が可能なわけではありません。
十分な適応検査が必要となります。
視力に影響を及ぼす眼疾患を合併している場合には、多焦点眼内レンズを使用しても効果を発揮することが出来ず、しっかり見えない可能性もあります。
そのため、患者様の目の状態によってレンズを選択する必要があり、適切に検査したのち、担当医、またはスタッフからわかりやすく丁寧にご説明させて頂きます。

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